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フランジ・継手の総合メーカー、各種鋳物部品製造、
粉体塗装・ショットブラスト、海外調達

当社は明治11年鋳物業から始まり、その技術を応用して、さまざまな分野でお客様のニーズにお応えしてまいりました。 現代では鋳物製造の他、各種素形材を取り扱う商社機能を加えて国内外に広大なネットワークを構築し、供給しています。

川島工場は(社)日本水道協会指定検査工場として、各工程での厳しい品質管理体制のもと、最新鋭の設備と長年培ってきた経験を礎に、素材選定から出荷までの一貫製造体制を確立しています。

企業理念

私たちは、
感謝の心
プラス思考
誠実さを信条とし
会社の永続的発展と
企業価値の
向上に努めます。

鋳物の歴史とナガセ

鋳物の歴史

鋳物の歴史は古く、紀元前4,000年ごろ、メソポタミアで始まったといわれています。銅を溶かして型に流し込み、いろいろな器物をつくったのが始まりです。

鋳物は、人間のモノづくりの中で、最も古いもののひとつといえるでしょう。

メソポタミア文明

メソポタミア文明

日本に鋳物づくりの技が伝わったのは、紀元前数百年ごろ。1世紀に入ると、銅鐸、銅鏡、刀剣などが作られるようになり、奈良時代になると、仏像や梵鐘などが盛んに作られました。各地に鋳物づくりが広がったのは、平安時代半ば以降といわれています。

鋳物が現代の工業の形態をとるようになったきっかけは、18世紀半ばにイギリスで起きた産業革命です。工場制機械工業の発展とともに、鋳物が広く機械文明の中に採用されるようになりました。

産業革命(イギリス)

産業革命(イギリス)

日本では、江戸時代末期になって近代化への動きが活発になります。幕府はオランダから技術を導入してキューポラを建設しましたが、これが近代化へのさきがけとなりました。長い歴史の中で、鋳物はいつの時代も重要な役割を果たしてきました。その技術が今日まで受け継がれているのです。

キュポラ(オランダ)

キューポラ(オランダ)

川口鋳物の起源

川口鋳物の起源は諸説あります。

平安説:天慶三年(940)
平将門の乱をしずめるために、下野国(栃木県)豪族、藤原秀郷が討伐におもむいた時、その軍に従った鋳物師が、平定後もこの地(川口)にとどまり、鋳物の技術を伝えたという。
宋人説:建久年間(1190年代)
来朝した宋人(その頃中国では、宋という国が栄え、すぐれた宋の文化が日本に伝わっている)が、日本の各地を旅しているうちに川口に来て、鋳物を作るのによい粘土や砂のあることを知り、近隣の農民に鋳物の技術を伝えたという。
丹南説:暦応年間(1340年頃)
河内国(大阪府)丹南郡の鋳物師が、川口に移住して、鋳物の技術を伝えたという。
渋江説:戦国時代(15、6世紀)
岩槻藩主、太田氏の御用鋳物師(藩主の保護を受けて、藩内の鋳物製品の需要をまかなうために鋳物を生産していた人)が江戸に近く、交通のよい川口に移住し鋳物の技術を発展させたという。

川口鋳物師の作品で記録に残る最古のものは、日吉山王社にある、大正4年(1586)の銘のある鰐口であるとされています(川口鋳物師の作品であるという確証はありません)。

川口鋳物師の作品で記録に残る最古のもの

鰐口(日吉山王社)

小川家文書の「諸国鋳物師姓名記」に、武蔵国足立郡川口の分として、永瀬利右衛門・同文左衛門・同治朗右衛門・同源内・同金太郎の五人の名が記録されています。

永瀬利左衛門作

永瀬利左衛門の名前が残る天水桶(川口市鳩ヶ谷氷川神社)

この姓名記には、天文18年(1549)の年号があるから、これを信頼すると、この年に川口には京都真継家の許可を受けた鋳物師が五人いたことになり、室町時代の末期に、かなり川口鋳物業が発達していたことになります。また、川越鋳物(現在も鋳物業者が数人います)の元祖である小川職部・矢沢四郎右衛門は、共に川口出身であり、天正年間(1570〜80)に川越に移住したものと考えられています。このことからも、当時の川口鋳物業は、相当の発展を遂げていたことになります。

以上のことから、川口鋳物の創業の時期は、大ざっぱに室町時代末期と考えられています。

金閣寺(室町時代建立)

金閣寺(室町時代建立)

室町文化

室町文化

川口発祥のナガセ

株式会社ナガセは「諸国鋳物師姓名記」の川口に名を連ねた永瀬利右衛門を起源とする血脈であり、川口鋳物産業を受け継いで現在に至っています。

当社従業員

(左端は二代社長の富太郎)

鋳物の老舗 株式会社ナガセ

当社工場

三代社長の吉五郎(猛男)が川口鋳物組合理事長に就任した当時は川口が埼玉県全産業の30%を占めるほどの規模で、鋳物産業全盛期の時代でした。

キューポラのある街(1962年公開 吉永小百合主演)

映画「キューポラのある街」

(1962年公開 吉永小百合主演)

後ろに見えるのが当社工場

鋳物工場を視察された皇太子(上皇)

(右から4番目は三代社長の猛男)

会社沿革

株式会社ナガセ 川口工場

株式会社ナガセ 川島工場

株式会社ナガセ 川島工場

株式会社ナガセ 川島工場

1878年(明治11年)
4月15日、川口町(現川口市)に永瀬吉右衛門が創業、永瀬鋳工所設立
1937年(昭和12年)
チルト車輪の特許取得
1941年(昭和16年)
商工省・軍需省・海軍省より監督工場指定
1945年(昭和20年)
平和産業に転換、ミシン鋳造に特化
1948年(昭和23年)
永瀬鋳工株式会社設立
1958年(昭和33年)
チルド車輪のJIS表示許可取得
1963年(昭和38年)
埼玉県比企郡川島町に第二鋳造工場を新設、操業開始
1965年(昭和40年)
ねじ込み式排水管継手のJIS表示許可取得(第365189)
1970年(昭和45年)
川島工場にAVS自動造型機ライン増設、稼働
1975年(昭和50年)
機械工場を川口より川島工場に移転し、一部素型材より完成品迄の一貫製造体制確立
1979年(昭和54年)
粉体塗装ライン設置、エポニップル、JIS型フランジの製作・販売開始
1993年(平成5年)
第二工場稼動
1998年(平成10年)
ナイロン塗装開始
2000年(平成12年)
永瀬鋳工株式会社から株式会社ナガセへ社名変更
2012年(平成24年)
中国現地法人設立。上海創熱永科貿有限公司。アルミ包装容器用金属検出器の製造・販売開始
2015年(平成27年)
サニタリー継手事業開始
2017年(平成29年)
マンション換気ダクト専門クリーニング事業開始
2020年(令和2年6月)
マンション換気ダクト専門クリーニング事業終了

会社概要

社名

株式会社ナガセ

所在地

〒350-0165
埼玉県比企郡川島町大字中山1888番地

電話番号

049-297-1690(代)

FAX番号

049-297-1692

登記上本店

〒332-0012
埼玉県川口市本町1丁目8番16号

川口オフィス

〒333-0826
埼玉県川口市安行領根岸2662-1

創業

明治11年4月15日

会社設立

昭和23年12月17日

資本金

5,000万円

代表者・役員

代表取締役会長 永瀬昌文
代表取締役社長 永瀬満康

製造品目・サービス
  • 鋳鉄製合フランジ・管端防食フランジ・絶縁ルーズフランジ・短管フランジ・パイプニップル
  • エポキシ・ナイロン等の静電塗装及び流動浸漬塗装品
  • 鋳造加工品(ダクタイル、アルミ、ステンレス、銅合金 他)
  • プレス品、樹脂射出成形品
  • サニタリー継手
従業員

10名

取引銀行

埼玉りそな銀行 川口支店
川口信用金庫  本店

加入団体

川口商工会議所
埼玉県空調衛生設備協会
公益社団法人日本水道協会

土地・建物

敷地 2,566平方メートル 建物 1,652平方メートル

川島工場へのアクセス

お車でお越しの場合
圏央道 川島インターより3分

公共交通機関でお越しの場合
東武東上線 川越駅東口 東松山駅行き東武バス〔川越02〕から24分
東武東上線 東松山駅東口 川越駅行き東武バス〔川越02〕から22分
中山停留所下車徒歩1分

川口オフィスへのアクセス

お車でお越しの場合
外環道 川口中央インターより5分
川口グリーンゴルフを目標にお越しください。

公共交通機関でお越しの場合
JR京浜東北線 川口駅東口からバス15分
内谷田停留所下車徒歩3分

国内工場設備

切削加工設備

NC旋盤
4台
旋盤
2台
セーバー
1台
卓上ボール盤
5台
直立ボール盤
1台

試験計測器

水圧試験機
2台
角度試験機
1台
ブリネル硬度計
1台
膜厚計
2台

塗装設備

粉体塗装ライン
3式
洗浄ライン
2式
プライマー装置
1式

仕上設備

ショットブラスト
1基
両頭グラインダー
3台

主な協力会社

国内協力会社A

溶解炉電気炉(FUJI)1t炉/1基
溶解自硬性連続ミキサー5t/H 2基
F1モールディング1基
砂処理サンドリクレーマー5t/H
サンドクーラー5t/H
サンドミキサー(生産用、豊和鋳機製)1300m/m 1基
コンプレッサー30HP(日立、水冷式)1基
仕上ドラムショット1基
2tクレーンブラスト1基
両頭グラインダー1基
計測器CEメーター1基
超音波厚さ計 uTM-100A型(東京計器製)1基
ブルネリ硬度計1基
ショア硬度計1基

国内協力会社B

溶解炉水冷式2tキューポラ2基
造型AMFⅢ 06型 自動造型機(枠サイズ 508×610×(200/200)1台
ハンター10型 自動造型機(枠サイズ 358×483×(130/130)1基
連続砂処理装置サンドミル 2(2/1)G他1式
中予装置TD440 全自動シェルマシン3台
仕上CNC自動バリンダー2台
両頭グラインダー1台
ショットブラスト(バッチ/1t エプロン式)1台
機械加工設備NC複合旋盤 SQT200M(~Φ250 Y軸加工)1台
NC旋盤 QT15(~Φ270)1台
NC旋盤 QT20(~Φ280)1台
NC旋盤 M4(~Φ420)1台
NC旋盤 フロンティアL(~Φ180)1台
NC旋盤 SL-35(~Φ420)1台
NC旋盤 LC-20(~Φ260)1台
NC旋盤 QTN300(~Φ400)1台
横型マシニングセンタ BMC-6B(630×630)1台
立型マシニングセンタ VCN510C(X950×Y450×Z450)1台
立型マシニングセンタ SV503(X750×Y450×Z450)1台
キー溝加工機 TK80(4mm~14mm)1台
汎用旋盤1台
直立ボール盤5台

海外(中国取引)

鋳物・加工3社
銅合金鋳物・加工2社
プレス1基
アルミ鋳物・ダイキャスト2社
ステンレス(精密鋳造)3社
樹脂成形2社
埼玉県経営革新計画承認企業川口i-monoブランド製品パートナーシップ構築宣言彩の国新しい生活様式安心宣言
2018.02.252019.12.202020.08.312020.10.01

 

いのちを大切にするテレワーク実践企業
2021.02.18

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