説明
素形材の調達と言えばナガセ。国内、中国、東南アジア方面を拠点に、最もメリットがある調達を提案します。製品は自社倉庫で保管。お客様の海外調達リスクと在庫負担リスクを抑えます。
●鋳造●鋳造●ロストワックス●切削加工●プレス、板金●冷間圧造●溶接●樹脂成型
加熱して液状に溶けている金属を型に流し込み、冷やして目的の形状に固める製法です。型を鋳型、製品を鋳物と呼びます。
鋳物の事ならナガセにお任せください。
鋳物の最大の長所は、いろいろな形状のものが、一体感のある製品に仕上がり、なおかつ重厚感や安らぎ感があります。実例をあげますと100年以上たっても、まだ健在な学習院の”鉄門”(国の重要文化財)は、サビが塗装材の役割(サビの浸食が止まる)を果たし、メンテナンスが不必要になり、丈夫で長持ちの代表的な例です。
そのほか、お寺や神社に見られる防火用天水鉢などもあり、最近のものでは東京オリンピックの聖火台が健在です。鋳物製品を作るためには、その前の準備として製品と同じ型をした模型を木材(何年も継続して同じ製品を作る場合は金型)で作ります。この模型を通称、木型(あるいは金型)と呼んでいます。この模型を作るには、彫刻家と同じような経験と技術が必要とされます。
鋳物は用途に応じて、材質の違う鋳物製品を選ぶことにより、景観をより引き立てることができます。
銑鉄鋳物
- 普通鋳鉄
- 球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)
- 可鍛鋳鉄(マリアブル)
鋳鋼
- 普通鋳鋼
- ステンレス鋳鋼
非鉄金属鋳物
- 銅合金鋳物
- 軽合金鋳物
- ダイカスト
1.普通鋳鉄(FC)・鉄鋳物の一種
強度はありますが、特別強度を必要としない製品に使われます。
2.ダクタイル鋳鉄(FCD)・鉄鋳物の一種
危険防止のため強度を必要とする景観鋳物製品は、鋼と引張り強さが同じくらい強く、柔軟性もあるので、この材質が多く使われています。昔からマンホールや鋳鉄管等にも使われています。
3.アルミ鋳物(AC)
重量が鉄鋳物の3分の1の軽さなので、重量制限のあるところや、門扉のように扉の開閉をするような所。また一時的に移動し、元に戻すようなところの場合に使いやすさがあります。
4.ステンレス鋳物(SCS)
サビにくい材質なので、塗装をしないで使うことが多く、また、地肌を磨くことにより、光沢を出すこともできます。
5.青銅鋳物(BC)・砲金ともいう
銘板等では、地肌の部分と磨きをかけた部分では、金色で渋い色と、光った色になり重厚感があります。これも年数がたつと、風格のある緑青色になります。代表的なものでは公園等で見られる銅像(ブロンズ)などがあります。
6.黄銅鋳物(YBSC)・真鍮ともいう
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